パワーストーン・ヒーリングストーンの神秘

エンジェライトとアンハイドライト

エンジェライトは、ストロンチウムをふくむアンハイドライトなので、アンハイドライトの仲間「硬石膏」ではあるが、実際、アンハイドライトと呼ばれるパワーストーンとは異なる。

アンハイドライトは、蒸発岩、特に岩塩ドームに「ドロマナイト＝苦灰石」「ハーライト＝岩塩」シルビンなどの蒸発鉱物や「カルサイト＝方解石」と共に生成される。またまれに熱水鉱脈中に「クォーツ＝石英」やカルサイトと共にできるパワーストーン。

エンジェライトは、玄武岩質の溶岩の空洞に「輝沸石＝ヘウランダイト」や「灰十字沸石＝フィリプサイト」「方沸石＝アナルシム」などの沸石と共に産出されます。

また、アンハイドライトのへき開は、互いに直交する3方向に完全なへき開があるが、エンジェライトは、一方方向に完全か一方方向にやや完全のへき開をもつ。

光沢は、アンハイドライトは底面のほうは真珠光沢、他の面はガラス光沢をもつが、エンジェライトは、真珠光沢である。

アンハイドライトの成分は、CaSO4で、エンジェライトの成分はSrCaSO4で、よく似ているがアンハイドライトとエンジェライトでは組成成分が異なるので別のパワーストーンである。

アンハイドライトの産地は主にメキシコ、エンジェライトの主な産地はペルー。

エンジェライトとアンハイドライトのパワーについて

アンハイドライトは肉体に関して力を与えてくれるパワーストーン。過去のこだわりを開放して、これまでに起きた出来事から本質を学びとることにパワーを与えてくれ、過去を癒す力をもっているパワーストーン。

エンジェライトは天使の領域つまりスピリチュアルな領域に対するパワーストーン。オーラなどのエネルギー体と肉体のバランスをとり、精神的、情緒的、肉体のすべての面の統合をはかるパワーストーン。

アンハイドライトとエンジェライトは似ているのだが、パワーストーンが持っている力が異なる。