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パワーストーンは、地球の中から生まれてきます。

パワーストーンは、岩石中で生まれ鉱物として採取されます。

鉱物のできかたを知ることでパワーストーンの神秘の知識を深めていきましょう。

地球とパワーストーン

地球は、太陽系に属する3番目の惑星で、太陽系の内側をまわっている4つの惑星の中で最も大きい惑星です。

地球の表面は、海と陸地に覆われて、全面積の79%が海で21%が陸地です。
地球の内部には核とよばれるものがあり、その核を覆うようにマントルがあり、その上に地殻があります。

地殻の軽い岩石は長石、石英、輝石などで出来た薄い層で、重い岩石のマントルはかんらん石、輝石、ざくろ石で出来た厚い層になっている。地球の中心部核(コア)は鉄やニッケルの金属から出来ています。

火山の噴火や地殻変動、マグマの冷却によってパワーストーンの元となる岩石や鉱床が生まれてきます。

そしてこれらの岩石は一定のものではなく、長いときをかけて地球の表面と地下を循環しているのです。

マグマの噴火や地殻変動によって圧力や熱が加わり鉱物が生まれてきます。マグマが地下深くで固まった岩石は深成岩といわれ、水晶などの石英グループ(珪酸塩鉱物)、ベリル、長石、電気石などの鉱物ができます。

また、粘板岩や頁岩などの堆積岩にマグマが入り込み、熱などによる変成作用でできたホルンフェルス(石)の中にはマグネシウムやアルミニウムが含まれていて、珪酸塩鉱物が多く紅柱石や菫青石などの鉱物ができます。

さんご礁の死骸が堆積すると、石灰岩という堆積岩になり、マグマと石灰岩が接触すると化学反応がおきて、いろいろな種類の鉱物ができ、このような鉱物をスルカン鉱物と呼びます。スルカン鉱物をつくる鉱床をスルカン鉱床といい、日本では接触交代鉱床いいます。
石灰岩の主な成分は炭酸カルシウムで、マグマが珪酸分のため、ざくろ石や珪酸塩鉱物ができます。

地球の大きな変動・大自然のサイクルによって岩石や鉱物ができ、採取されパワーストーンとなって私たちの手元にやってきます。

 

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