ローズクォーツのプロフィール
化学組成式： SiO2
色： ピンク、薄ピンク、明るい明度
透明度： 亜透明から半透明
条痕色： ホワイト
屈折率： 1.544 〜 1.553
モース硬度： ７
複屈折： .009
比重： 2.66
分散度： .013
結晶系 ： 六方晶系（三方晶系）、柱状、塊状
ローズクォーツの鉱物学的データ
ローズクォーツは石英のなかまで、薄い透明のピンク色から濃い半透明のピンク色まである。
へき開性がないパワーストーンです。
ローズクォーツの色
ローズクォーツは、ピンク色をした石英のことをいいます。
ペグマタイトの中から塊状となって産出されます。透明や半透明のローズクオーツで六方晶系に属する結晶が産出されることもあります。
ローズクォーツと呼ばれている石英はわりと産出するのですが、結晶しにくい性質なので紅水晶となると大変珍いものである。
ピンク色の石英をローズクォーツ、結晶されると紅水晶となるが、一般的に混同されやすいパワーストーンである。
スターローズクォーツの光り
ローズクォーツ玉（ローズクォーツ球）には、表面に６条の光を放つものがあり、６条の光を放つものをスターローズクォーツといいます。
この６条のスターは、ローズクォーツの中に含まれるルチル（金紅石）で針状組織の発達したローズクォーツを磨くと現れます。６条の光がスターとして現れるのは、針が三つの方向に勢ぞろいしているとスターが見えます。
※ ルチル（金紅石）は、よく水晶の中に入っている金色の鉱物のことで、ルチルクォーツの針のこと