ラピスラズリは古代から愛用されている
ラピスラズリは、古代では、神聖な儀式に使われていたパワーストーンである。
エジプトでは、かなり聖なる石で、ファラオ、王族や司祭などしか身につけることが出来なかった時がある。
エジプトでは、ラピスラズリには、スピリチュアルなたびを守り、助けるものと信じられていたから、ラピスラズリで作られた装飾品を埋葬している。
ラピスラズリは、ツタンカーメンの黄金の棺にトルコ石などと共にはめ込まれている。
またラピスラズリは、スカラベなどスピリチュアルな意味を持つものに使われている。
ところ変わってメソポタミア文明のシュメールの王墓から見つかったモザイク画はラピスラズリで地を埋めたものである。
日本では、正倉院の宝物の中の紺帯帯にラピスラズリの飾りがある。
また、螺鈿の宝鏡にもラピスラズリが細かくはめ込まれている。
ラピスラズリは、顔料として使われ、日本画では、群青色。また絵画ではウルトラマリンの色である。